岐阜県恵那市、山々に囲まれた静かな場所に佇む民宿「藤太郎」。
秋には美しい紅葉に彩られるこのエリアは、季節の移ろいを感じながら、特別なひとときを過ごすことができる場所です。
「藤太郎」では、宿泊はもちろんのこと、デイユースで創作懐石を楽しむこともできます。今回、私が訪れたのは、秋限定の贅沢な「松茸づくし」懐石料理。
風味豊かな松茸を、さまざまな料理で堪能できるこのコースは、岐阜の旬を心ゆくまで味わえる至福の時間です。
松茸尽くし懐石の魅力
秋風を感じながら、案内されたお部屋で松茸料理を待つ時間は、期待に胸が高鳴ります。
まずは「松茸の土瓶蒸し」と「松茸の2種小鉢」からスタート。温かな出汁の香りとともに、松茸の上品な風味が広がります。
次に登場したのは、「焼き松茸」。
七輪で香ばしく焼かれた松茸は、シンプルながらも絶品。栗や銀杏と一緒にいただくことで、秋の味覚をより一層楽しむことができました。
贅沢の極み！松茸と飛騨牛のすき焼き
メインの「松茸と飛騨牛のすき焼き」は、甘みのある飛騨牛と松茸の豊かな香りが絶妙に絡み合い、口の中でとろける美味しさ。卵のまろやかさがさらに味わいを深めてくれます。
定番の松茸ご飯
そして、締めの「松茸の釜めし」。
大ぶりの松茸が贅沢に入った釜めしは、まさに松茸尽くしにふさわしい一品。口に運ぶたびに、秋の味覚がじんわりと広がります。
デザートでほっと一息
デザートには、秋の味覚を取り入れた「リンゴのコンポート」と「シナモンが香るバニラアイス」が登場。
さっぱりとした甘さが、満足感いっぱいの食事の最後にぴったりでした。
秋には予約が取れなくなることで有名な藤太郎。
贅沢な松茸尽くしをぜひ楽しんでみてください。
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